故郷は近くにありて思うもの

私の実家は今住んでいる所から徒歩で10分程度の場所にあります。

私の結婚を機に実家を出て、仕事の関係や諸々で実家近くに新居を構えました。

購入に当たっては、少しだけ実家の援助をうけ、あまりお金がなかったので実家にあった家具などを少しゆずってもらって新しい生活を始めました。

新築の新居でしたが、家具が年季の入ったものだったのでなんだかアンバランスな感じで、それでもなんだか居心地の良い空間でした。

そして月日がたち、私達の生活にも少しゆとりができ始め新しい家具を買う余裕も出てきました。

少しずつ家具が入れ替わって行き、実家の面影が薄くなってきた頃に実家に住んでいた両親が次々に他界しました。

そして誰も住む事のない実家は取り壊すことになり、実家にあった思い入れのある家具や、思い出の品が我が家にやってきました。

そして再び実家の面影が濃くなり、新しい家具と古い家具が並ぶ、少しアンバランスだけど懐かしいような居心地の良い空間が生まれました。

今は実家は形をなくし、実家のあった場所には新しい家が建ち、見知らぬ家族が住んでいます。

だけど私の家は実家の面影があります。

故郷を身近に感じ、日々をゆっくりと過ごしています。

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